砂場あそびや折り紙飛行機、シャボン玉遊びなど、子どもたちが夢中になる遊びには、科学がたくさん隠れています。もちろん楽しければ十分ですし、その中から自然と学べることもあります。でも、もし科学的な視野に立てたら、楽しさも無限に広がり、それに伴って問題解決能力や考察力、探究心などが養われます。しかし、子どもたちに自らそれに気付けと求めても無理な話で、適切な指導が必要です。
科学の一番の楽しさは「小さな発見」です。発見自体は小さくても、大きな感動を覚えます。キットボックスには、「発見のきっかけ」をたくさん詰め込んであります。次々に飛び出す感動に、子どもたちは夢中になるはずです。この「小さな発見・大きな感動」こそ、最大の指導だと考えます。キットボックスを開発する上で大切にしているのは、子どもに適切な科学実験かということと同時に、どんな感動を与えられるかということです。それには、開発者自身がどれだけ感動できたかが重要です。開発者が楽しくなければ、子どもたちにその楽しさが伝わるわけがありません。キットボックスには、私たちの「ワクワク」が詰まっているのです。
科学の面白さや不思議を体感した子どもは、知らず知らずのうちに科学する心を育くんでいくことでしょう。実験で見つけた発見は、日々の暮らしや遊びの中で新しい発見を生み出します。そして、発見を通して学んだことは、将来、子どもにとって大きな力となります。発見する喜びや工夫する楽しさを知り、どんな問題に遭遇しても自分で解決しようとする姿勢、解決できるという自信が養われるからです。

早稲田大学卒業後、(株)学習研究社入社。学年別科学雑誌「○年の科学」シリーズの企画・編集に携わり、1年、4年、5年の「科学」の編集長を歴任後、「大人の科学」シリーズの開発を担当。「キットボックス」の開発にも、企画から携わっている。また、科学イベントの企画や講演、テレビ番組の企画・出演も数多く手がけている。現在、学研科学創造研究所所長及び板橋区立教育科学館名誉館長。
- 日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」
- TBS「お茶の水ハカセ」
- フジテレビ「全国一斉! 日本人テスト」/他多数出演

▲みんな大好き空気砲

▲ジャンボブロアでサイコロ浮かし




